のろまん農場の由来

 
「農」のロマンを求めて。
 
 大勢の皆さんと手を携えて、「農」のろまんを追い求めたい!
 
 のろまんでいいんだ。
 目まぐるしいスピードで世の中が変化し、経済成長、技術革新、効率重視のご時世。でもそんなに焦らずゆっくりと自分のペースで、のろまんに生きようよ。
 
農楽満(のらまん)がなまってのろまん農場
 

園主より

「心の中では自然が大事と思いながら、日常やっていることは自然を破壊している。なかなか生活を改められないけれど、今諦めてしまえば近いうちに新型コロナウィルス感染症よりもっと恐ろしいことが起きるだろう。人間の生産や経済の活動を、自然の秩序とサイクルに合わせる必要がある。」そのように誰しもが、薄々感じ始めているでしょう。
 
 自然は人類の生存を脅かす敵であるとして、科学技術を駆使し、自然の驚異と闘ううちに、私たちはますます自然を敵視するようになりました。また自然からできるだけ多くの利益を得れば、私たちは豊かになると信じるようになってしまいました。こうして自然を破壊し、しっぺ返しを食らわされることを繰り返しています。私たちは大自然の懐に抱かれ、その様々な恵みによって、生存を支えられています。自然は目先の利益などはるかに超えたところで私たちを支えてくれるのです。自然との共生を願うひとり一人の小さな積み重ねが、本当の幸せにつながります。現状のそしてこれからの様々な禍には、ひとつの万能薬のようなものはなく、つながりの中でひとり一人が考え行動することでしか、明るい未来は拓けません。